【2001/09(2)】玲音がやってきた!!

玲音がくるまでの長い道のり

  玲音が生まれたブリーダーさんは少し遠方なので、こちらから 受け取りに行くか、最寄の駅まで連れて来てもらう必要があります。連れて 来てもらっても良かったのですが、仕事は比較的暇な時期でしたし、ブリー ダーさん宅というのがどういうところが見てみたかったので、こちらから出 向くことにしました。しかし、運転中に玲音に問題が発生した場合や、自分 の車の乗り心地(非常に良くない)を考えると、誰かを付き合わせて車を出し てもらったほうが無難です。そこで、知り合いのバイク屋さんにお願いする ことにしました(日頃から恩を売っておくと、こういう時に便利(?))。ところ が、受け取りに行く日の二日前、ブリーダーさんからメールが入り、玲音が 熱を出したので様子を見たいとのこと。病気には勝てません。最初の予定は、 あえなく延期となりました。
  玲音の体調も良くなったので、仕切り直しの日程を決めました。 今度は車が手配できなかったので、ブリーダーさんに新横浜まで連れて来て もらうことにしました。しかし、ことは簡単に運ばなかったのです。連れて 来てもらう 3 日位前から、台風がちょろちょろしていたのです。しかも、こ の台風は超低速。最初の予定では、受け取る前日には台風が通過する筈でし た。ブリーダーさんは、新幹線が動いていれば連れて来てくれるとの力強い お言葉をいただいていたので、一応安心していました。それなのに、当日の 朝、台風は丁度静岡あたりを通過していたのです。
  朝方ブリーダーさんから電話が入り、少し様子を見ることにな りました。それでも台風は相変わらずの速度... つのる不安... 横浜付近が 落ち着きだした昼頃またブリーダーさんから電話があり、やっと家を出ると いう連絡か?! と期待したのですが、「帰れなくなるとまずいので、今回は延 期しましょう」とのこと。まぁ、仕方ないですね。
  またまた仕切り直しとなったわけですが、こうなると何かに呪 われているのではないかと言う気さえしてきます(実は台風の呪いが後で襲っ てくるとは、この時は知る由もありませんでした)。しかし、ここでめげる訳 もありません。三度目の正直って奴です。今度も連れて来てもらうことになっ たのですが、スケジュールの関係で込み入っていました。まず、玲音を受け 取った後、里帰りの姉を拾わねばなりませんでした。まぁ、どちらも新横浜 なので苦労は無いのですが、出来るだけ早く玲音を連れて帰らねばならない ので、両者の到着時間をなるべく近づける必要があります(子猫を電車と車の 中に長時間は置くのは、あまり良くないのです)。姉の到着時刻は決まってい たので、玲音のほうを姉の直前に着くようにお願いしました。
  三度目の正直の当日、今度は天気も良く問題もありません。約 束の時間に待っていると、キャリーバッグを二つ持った方がお見えになりま した。ブリーダーさんです。少し人が多かったので、構内のはじのほうに行 き、やっと玲音を受け取ることが出来ました。小さな玲音は本当に可愛くて、 こちらのキャリーバッグに移してもピャーピャー鳴いて(泣いて?)いました。 きっと不安だったのでしょうね^^;;; でも、日本猫とは明らかに違う鳴き声 に感動したものです。ちなみに、もうひとつのキャリーバッグは、ブリード 候補の猫を他のブリーダーさんに店に行くためのものだとか(ん? もしかして 前回の延期って...)。受け取った後、まだ姉がくるまで少し時間があったの で、一度玲音を車の中に連れて行きました。受け取ってから車の中に入れる までずうっと鳴きっぱなしでしたが、中に入って少し落ち着くと鳴き止み、 寝てしまいました(持参したキャリーバッグは上蓋が透明、つまりバッグ内が 明るいのですが、中は暗くしたほうが落ち着くみたいですね)。この隙に姉を 拾いに行き、無事玲音を連れ帰ることが出来ました。

消えた玲音?!

ここはどこ?
きょろきょろ玲音

  「引っ越したばかりの子猫は、しばらく自由にさせてあげましょ う。」 これは良く聞く話で、まずは周りが安全であることを確認させてあげ るわけです。新しい部屋の子猫はキャリーバッグを出ると、周囲の探検をは じめるわけですね。今回も勿論これに習いました。家に着いた後、すぐトイ レの位置を確認出来るように、トレイを設置した部屋でキャリーバッグの蓋 を開けました。すると、身を乗り出してきて、出ようか出まいかしばらくきょ ろきょろしていました。

  人間がいるとゆっくり探検できないと思い、のんきに姉とお昼 ご飯を食べることにしました。ご飯を食べ終わって、玲音を放した部屋に戻っ てみると... 玲音がいません?! 慌てて玲音を探したのですが、どこにも居ま せん。戸は全て閉まっていたので、少なくとも外に出た可能性はありません。 取り敢えず他の部屋を探してみても、やはり居ません。ジャンプ力はありま せんから、どこかの下に隠れているようです。比較的スペースのある机とパ ソコンラックの下には居ません。散々探したのですが、さっぱり見つかりま せん。
  おかしいなぁ、とふと本棚の最下段を見ると、本立ての向こう に毛玉が見えます。「なんじゃこりゃ?」とよく見ると、本立ての向こう側に 玲音が寝ています。本立てを取ると、「ん?」という感じでこちらを見ます。 どうも探検をする前に眠くなったのか、まずは隠れて寝てしまったようです。 万一本が倒れたら危険なので、キャットベットに移しておきました。その後、 しばらくして探検を終えた後は、元気に遊ぶようになりました。この辺は、 アルバムに写真があります ので、宜しければどうぞ。

ふにゃふにゃ、Zzzz...
ねむい...

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